御殿場高原ビール(静岡県御殿場市)は10月23日、地元特産の「ごてんばこしひかり」を使って醸造した「御殿場コシヒカリラガー」を発売する。
アルコール分は約5.0パーセント。原料となるのは、今秋に収穫した地元特産の「ごてんばこしひかり」の新米でかつ、希少価値の高い食味値80点以上の米に与えられる「厳選特A米」。原材料比率は17%以上と「ふんだん」に使用した。
「ごてんばこしひかり」は、富士山の麓に広がる御殿場市と小山町の標高300~600メートルの準高冷地帯で栽培されており、冷涼で昼夜の気温差が大きい気候と、富士山の豊富な伏流水を利用している。年間収穫量の少ないブランド米で、全国の品評会でも数々の受賞歴がある。
広報担当者は「お米のうまみを余すことなくビールに表現するため、ホップの香りは控えめにすっきりとした飲み口。後味にお米の甘みを感じつつ上品な香りと、のど越しを楽しむことができる」と紹介する。
価格は350ミリリットル缶=375円。オンラインショップのほか、御殿場高原ビール内の地ビールレストラン「グランテーブル」、バイキングレストラン「麦畑」で販売する。