環境省は9月11日、「平成27年夏期の富士山登山者数の中間発表(第2回)について」を発表した。
富士山の登山者数を把握するために2005年から行っている同調査。4つの登山道(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)のそれぞれ8合目付近に赤外線カウンターを設置し計測している。
今年7月1日~8月31日の登山者数の合計は約20万人で、昨年同時期の登山者数と比較して約4万人減少(1.6割減)。調査開始から2番目に低い登山者数で、須走口と富士宮口では過去最低を記録した。
登山道別の登山者数は、吉田ルート=約12万人(前年比1.7割減)、須走ルート=約2万人(同2.6割減)、御殿場ルート=約1万人(同0.8割減)、富士宮ルート=約5万人(同1割減)。