8月5日、富士市が来年度の「全国工場夜景サミット」開催地に決まった事が発表された。
工場夜景サミット参加メンバーの同市では来年、市制50周年を迎えることから、これまでに参加都市の行政担当者や観光協会などの関係者と情報交換するなどして誘致活動を進めてきた。7月7日に川崎市で行われた担当者会議で次回の開催都市について協議し、サミット参加の各都市から満場一致で開催地に選ばれた。
サミットは2016年12月、富士市文化会館(静岡県富士市)ロゼシアター小ホールで開催する。各自治体発表のほか、基調講演、パネルディスカッション、共同宣言などを行う。サミット終了後は、参加都市関係者と一般希望者を対象に工場夜景ツアーも行う。
工場夜景を観光資源として活用している産業都市が、さらなる「工場夜景観光」の推進を図るために2010年度から始まった同サミット。参加都市は同市のほかに、室蘭市、川崎市、四日市市、北九州市、周南市、尼崎市がある。
富士市は2013年度からオブザーバーとしてサミットに参加。本年度からは全国で7番目の工場夜景都市としてサミットに正式参加が決定している。
同市観光課、富士山・シティプロモーション推進室室長の江村さんは「本市における工場夜景の取組は、まだまだ発展途上なので、今後はくの関係団体と連携し、さらなる事業推進を図っていくきたいと意気込む。