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河口湖駅などで「富士急電車まつり」 6年ぶりに復活開催へ

富士急電車まつり

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 「富士急電車まつり2025」が11月30日、河口湖駅と富士山駅に隣接する電車修理工場、下吉田駅で6年ぶりに開催される。

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 同イベントは、富士急沿線の地域住民などに電車への理解を深めてもらい、親しんでもらうことを目的に2006(平成18)年に始めた。2020年以降はコロナ禍の影響により大規模開催を見合わせ、代替イベントとして「電車ふれあい月間」を実施していたが、今回、河口湖線開業75周年を機に、6年ぶりに従来の規模で開催する。

 今回は、子どもや家族連れを中心に楽しめる無料の体験型イベントをリニューアルして実施するほか、1人100円で富士急行線の電車がイベント当日に1日乗り放題となる「こども1日フリーきっぷ」(小学生対象)を新たに販売する。

 当日は、普段は見ることができない電車修理工場の特別公開や電車との綱引き対決、駅員の仕事体験などのさまざまな体験イベントに参加できる。そのほか、オリジナルヘッドマークを掲出した「富士急電車まつり号」やキャラクターデザイン車両などへの乗車、記念グッズ販売や駅弁販売店「丸政」(山梨県北杜市)とコラボしたオリジナル駅弁「河口湖駅限定 山梨彩り弁当」の先行販売なども予定する。

 富士山麓電気鉄道イベント担当者の山多郁咲(やまたいさき)さんは「地元の人や普段は電車に乗らない人にも、このイベントを通して電車の魅力を身近に感じてもらえたらうれしい。特に小さなお子さまや家族連れにも楽しんでもらえるよう、無料の体験企画をたくさん用意した。6年ぶりの『富士急電車まつり』に、ぜひ皆さんで足を運んでもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~16時30分。入場無料。一部イベントは有料、整理券配布。雨天決行。「こども1日フリーきっぷ」の適用区間は富士急行線大月駅~河口湖駅間、特急料金は別途必要。11月29日までオンライン限定で前売り券を販売する。

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