
「環富士山名物グルメグランプリ 2025年」の結果発表が7月10日、富士山本宮浅間大社」で行われた。
2020年から始まった「環富士山名物グルメグランプリ」は、富士山周辺地域の食の特産品を30秒動画でアピールし合い、グランプリを決める企画。対象エリアは、山梨県が富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村、山中湖村、忍野村、南部町、身延町、静岡県が裾野市、御殿場市、富士市、三島市、沼津市、静岡市、清水町、長泉町、小山町、富士宮市。
今年のグランプリは、富士宮市「竹遊_TakeAsobi」の「富士山メンマ」が選ばれた。富士宮市内の放置竹林問題へ対応しようと開発した商品で、今まで使われず捨てていたという2メートル程まで伸びたタケノコを使いメンマにしている。
金賞は御殿場市「イノクラCAFE」の「アスリートシフォン」が選ばれた。同商品は、「低カロリー・高タンパク」を目指し、大豆や黒豆を使い作ったシフォンケーキ。グルテンフリーで精製糖を使っていないのが特徴という。
銀賞は富士宮市の「お米農家のおにぎり屋らいすぼうる」の「富士山白糸らいすバーガー」が選ばれた。同商品は、富士山白糸こしひかりを使ったパティに、富士宮焼きそばとキャベツを挟んだライスバーガー。
4位以下は、4位「キヌアたっぷりひまわりコーンスープ」、5位「風土牛蒡(ゴボウ)の唐揚げ山椒(サンショウ)塩」、6位「おがわのしろくま弁当」、7位「アップサイクル地産地消パウンドケーキ」、8位「20種類のジェラート、もなか大福」、9位「My.Fuji Yakisoba sandwich」、10位「沼津カレー」。
10月5日には、富士山本宮浅間大社で、今回のグランプリの出展者を集めた「環富士山名物グルメグランプリ ~グルメフェスティバル~」を行う。