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富士市総合体育館「北里アリーナ富士」(静岡県富士市大淵)の4月のオープンを記念したアートワークショップ「スポーツをアートする」が3月15日、富士総合運動公園管理棟(旧温水プール、静岡県富士市大淵)で開催される。
北里アリーナ富士は同園内に新たに建設され、最大約3000席の観客席とバスケットボールコート3面分の広さのメインアリーナには、スポーツをはじめとしたさまざまなイベントに対応できる仮設ステージも備える。このほか、サブアリーナやトレーニング室、スタジオ、会議室などもある。4月のオープン後には、全国規模の大会やプロスポーツの公式戦の開催が予定されているという。
同施設は、スポーツを通じた地域住民の交流の拠点として富士市の活性化につながることが期待されるほか、市民参加型ワークショップなどを開催し、「スポーツとアートの融合を図る場」としても活用していくという。今回のオープン記念ワークショップは「スポーツとアートの融合」を目的とした富士市の「文化創造プログラム」の一環で企画した。
ワークショップでは、参加者が協力して一つの大きなビニールシートに色とりどりのセロハンを貼り、巨大なステンドグラス風の作品を制作。講師に、彫刻家で「ふじ・紙のアートミュージアム」館長、富士美術研究所代表の漆畑勇司さんを迎える。完成した作品は4月のオープンから7月までの期間中、2階ロビーに展示する。
富士市市民部文化スポーツ課文化担当の佐野継将さんは「今回のワークショップを行う富士総合運動公園の管理棟は、オープン直前の北里アリーナ富士の目の前にある。真新しい体育館を眺めながら、オープンを祝うアート作品の制作を、親子でぜひ楽しんでいただければ」と参加を呼びかける。
開催時間は14時~16時。参加無料。対象・定員は親子15組。2月28日まで申し込みを受け付けている(応募多数の場合は抽選)。