朝霧高原の「まかいの牧場」(富士宮市内野)で1月14日、今年初になる双子のヤギの赤ちゃんが誕生した。
毎年1月から3月にヒツジとヤギの出産シーズンを迎える同園。飼育スタッフによると、3月中旬までにヒツジ18頭、ヤギ4頭が出産予定で、運が良ければ客も出産シーンに立ち会うことができるという。
誕生した子ヤギは園内にある「羊の家」で一般公開する。客がヒツジやヤギの名付け親になる「めぇーめぇーの命名権」の販売も予定している。
飼育担当者の戸田空良さんは、今回出産した母ヤギの「ありあ」について、「ありあは一昨年にも出産しており、その時は子どもの世話は放任主義なタイプだったが、今年はちょっと過保護気味で心配で目を離せないようだ。子ヤギは兄妹共に元気いっぱいで歩き回っている。のびのびと自由奔放で元気な子に育ってほしい」と話す。
開園時間は9時30分~16時30分(2月21日からは17時30分まで)。3月13日までは水曜・木曜定休。1月27日~31日休園。