ホテルマウント富士(山梨県山中湖村)に12月15日、富士山を眺めるためのサウナ「富嶽蒸景(ふがくじょうけい)」がオープンした。
1963(昭和38)年、山中湖畔・標高1100メートルの大出山山頂に「富士山を見るためのホテル」としてオープンした同施設。
「富嶽蒸景」は、温泉大浴場「満天星の湯」男性浴場にある外気浴スペースで、富士山が一番きれいに見えるという場所に新設した。サウナには、セルフロウリュを設置する。
サウナ室部にはスピーカーを搭載し、作曲家の「とくさしけんご」さんがホテルマウント富士のために作曲したというサウナミュージック「MUSIC FOR Mt. Fuji "鳥と雲海"」を流す。
とくさんしけんごさんは「この場所特有の音や風土から、ここでしか聴けないサウナ音楽ができた。この音楽は、6分ごとにウグイスが鳴き、やんわりとした12分計にもなっている。ゆっくりと気候が変化するような時間に耳を澄ませつつ、サウナや外気浴を楽しんでもらいたい」と話す。
富嶽蒸景の営業時間は、宿泊者利用=6時~11時・15時~24時、日帰り利用=14時~18時。利用料金は、大人=2,500円、子ども=1,250円。宿泊客はサウナを利用無料。