富士市は「第10回富士山百景写真コンテスト」の入賞作品を発表した。
グランプリに選ばれたのは、原田光郎さん(富士市)が岩本山公園から撮影した「梅林暮色」。金賞は、小野正之さん(富士宮市)の「多重笠雲」と市村広一さん(富士市)の「丘に咲く一本桜」。
富士市内の「富士山を美しく見えるエリア」100エリアから撮影された富士山の風景を募集した同コンテスト。今回からは、今まで審査員を務めていた竹内敏信さんに代わり、竹内さんの一番弟子である古市智之さんが審査員を務めた。
「審査員を引き継ぐ事になり、とてつもないプレッシャーの中で審査をさせていただいた」という古市さん。「審査を進めるうちに、あの場所からこんな富士が撮れるのかという驚きや、的確な時間帯の選択、瞬間を逃さない判断力等々、素晴らしい写真がめじろ押しだった」と振り返る。
入賞作品と歴代グランプリ作品は、ロゼシアター(静岡県富士市)特別展示室・一般展示室で5月3日~5月10日、一般公開する。作品数は73点。開催時間は10時~17時。入場無料。