静岡県と山梨県の各所で「富士山の日」となる2月23日、富士山に関連したさまざまなイベントや関連施設の無料開放などが行われている。
日本の象徴である富士山について県民が学び、考え、思いを寄せ、富士山の豊かな恵みに感謝するとともに、富士山を後世に引き継ぐことを期する日として、両県が条例で定める「富士山の日」。
両県は1998年、日本のシンボルである富士山を世界に誇る山として後世に継承するための全国的運動の原点となる「富士山憲章」を定めており、「富士山の日」はその理念に基づき制定されている。
2013年の富士山世界遺産登録後5度目となる「富士山の日」を迎えた今回は、富士山の後世継承に向けた運動を全国に広げていくため、両県共同で知事や県議会議員などが集まる「富士山の日フェスタ2018」を開催。
山梨県では「2018河口湖・冬花火」などや、「山梨県立富士山世界遺産センター」での富士山にちなんだイベントを展開する「富士山の日フェア2018」を展開。ふじさんミュージアムでは企画展「北口本宮冨士浅間神社の至宝」がスタートした。
静岡県では、昨年12月23日に富士宮市にオープンした「静岡県富士山世界遺産センター」が無料開放となるほか、「富士山世界文化遺産基礎講座」や企画展「秀景ふるさと富士写真展」が行われる。