「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県御殿場市)の第4期増設エリア内に新設するホテル・日帰り温泉施設の名称が「HOTEL CLAD(ホテル クラッド)」と「木の花の湯(このはなのゆ)」に決定。2月中旬から建物工事に着手し、2019年冬の開業を目指す。
運営はそれぞれ小田急リゾーツ(神奈川)。小田急グループは同施設を開業することで、国内外の客に向けて、御殿場エリアでの新たな楽しみ方を提案。新宿と御殿場エリアを直通する特急ロマンスカーの運転や、バスネットワークなどグループの交通アクセスの充実化を図り、近郊の箱根エリアとともに、一大広域観光リゾートエリアの創出を目指していくという。
ホテルの名前の由来は、「clad」が「着た・まとった」といった意味で、宿泊施設の居心地の良さや、おもてなしを表現し、アウトレットでのショッピングのイメージになじむことから決定した。地上8階建てで、施設面積は約9500平方メートル。
温泉の名前の由来は、富士山および富士浅間大社に祭られる女神「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」。地上3階建てで、施設面積は約3000平方メートル。富士山ビュー露天風呂、内湯、サウナなどのほか、約20室の貸切個室露天風呂、リラクセーション施設、リラックスルーム、レストランなどを設置する。