富士山2合目に位置するスキー場「スノータウン イエティ」(静岡県裾野市)に2月9日、アクティビティ「ホバークラフト」が登場した。
空気の力で浮上し、平たんであれば雪・水・土・芝など地質に関係なく縦横無尽に走行できるホバークラフト。施設を運営する富士急行によれば、「国内では大分県で2009年まで旅客用に定期運航されていたものを最後に、一般には乗車機会のない乗り物となっていたが、7年半ぶりにレジャー施設のアトラクションとして復活した」という。
同施設のホバークラフトは、全長約5メートルのモーターボートのような形状の乗り物で、一度に6人が乗車可(うち1人はパイロット)。
体験者はヘッドセットを装着して車両に乗り込み、エンジンや巨大なファンから出るサウンドと、滑るように進む浮遊・走行体験を楽しむことができる。
ホバークラフトの体験場所までは、特殊8輪駆動車がけん引するトレーラーに乗って移動。富士山をバックに凸凹だらけの茂みの中を、ヘルメットをかぶり、振り落とされそうになるのを耐えながら進むスリル体験が楽しめるという。所要時間は30分(ホバークラフトの乗車時間は約3分)。
営業時間は10時~16時。料金は2,500円。4月9日まで。