西湖野鳥の森公園(山梨県富士河口湖町)で1月28日から、氷の祭典「西湖 樹氷まつり」が開催される。
冬の観光振興として始まり、今回で23回目となる同祭。展示する樹氷は、木を組み上げ霧状にした水をかけて作った氷のオブジェ。高さが約10メートルにもなる樹氷は「迫力満点」だといい、会場では樹氷と富士山の競演も楽しめる。
今年は赤富士樹氷をはじめ14基の樹氷を制作。日没頃には夕焼けが富士山と樹氷を照らし、赤く染まる富士山と樹氷が見ることができる。
17時からはライトアップを実施。晴天なら星空と樹氷を一緒に楽しむことができるなど、「自然と調和した神秘的世界を演出し、例年とは様相を変えて実施する」と富士河口湖町観光課の担当者。
物販ブースでは、「ヒメマスの塩焼き」のほか、たい焼き風の菓子の西湖の新名物「西湖クニマス焼き」などを販売予定。
担当者は「このところの寒さにより樹氷の製作は順調に進んでいる。雄大な富士山をバックにした神秘的な樹氷をお楽しみいただければ」とアピールする。
開催時間は10時~21時。2月5日まで。