富士吉田市の下吉田エリアで11月12日・13日、「ハタオリマチフェスティバル」が開催される。主催は富士吉田市とはたフェス実行委員会。
富士山の湧き水を使って江戸時代から織物業が育まれてきた富士吉田市は、多品種の織物を織る産地でもあり、近年ファクトリーブランドが多く台頭してきているという。
そんな同市の昔からの産業である「機織り」に焦点を当て、織物工場、日本各地のファクトリーブランド、個人のクリエーターによる「合同マーケット」などを展開し同市の魅力をアピールする。
同時開催で、機織りの古道具や廃材を使って生まれ変わった雑貨などを販売する「よしだのまちの道具市」、昭和レトロの残る「西裏」エリアで、屋台村や飲み屋を練り歩く「富士山はしご祭り」も実施。
音楽会「ハタオリマチニヒビクウタ」、ハタフェスバスツアー「富士吉田市内のハタオリ工場を巡る」、街歩きツアー「あなたの知らない下吉田」「吉田の名物スケッチ」「まちあるき写真撮影会~吉田のハタオリを育んだ“水”を探して~」、「ディア・ドクター」上映会なども予定する。
「当時の機屋の面影を残す建物や、機屋で働く人々が飲みにいったであろう路地裏の飲み屋街など、街の風情が感じられる秋祭り」と実行委員会担当者。
開催時間は10時~16時。