昭和の風情が残る富士吉田の新世界通りで8月22日、通りの「復活祭」が開催される。
同通りは、織物産業の発展や戦後進駐したアメリカ軍などを対象に、かつて歓楽街としてにぎわい多くの人を楽しませた通り。昭和の風情をそのままに残し、映画のロケ地などに活用されたが商店などは全て閉鎖された状態が続いていた。
新世界通り復活を仕掛けた「富士吉田みんなの貯金箱財団」は一帯を一括で借り上げリノベーションを行い空き店舗を貸し出す計画を立てている。今回の「新世界通り復活祭」はその第一歩となる。
同財団の代表斎藤さんは「きっかけは山梨と富士吉田市と慶応義塾大学の地域活性化を目的とした包括協定」と説明。「2012年に移住してきたが、新世界通りが活用されないのはもったいないという思いがかねてからあった。空き店舗に入居の打診はすでにいくつか行っており好評」と話す。
開催時間は16時~21時。串焼きや、地酒、ステーキなどの出店を予定する。