富士山こどもの国(富士市桑崎)が8月31日、「星空観察会」を開催する。
94.5ヘクタールの敷地に「街」「草原の国」「水の国」の3つのエリアがある同施設。「街」エリア内に12室の宿泊施設「ホテルロッジ」や20区画のキャンプサイト、16棟の円形のテント式住居「パオ」、車の乗り入れ可能な24区画のオートキャンプ場を設ける。
当日は講師が夏の星空について説明し、参加者が星座早見盤を作る。その後、望遠鏡を使って星空の観察を行い、星座盤と照らし合わせて、望遠鏡と肉眼での見え方の違いなどを体験。悪天候で星が見えなかった場合は望遠鏡の工作体験を行い、オリジナル望遠鏡を作る。
同施設の堀野亜弥さんは「富士山こどもの国は標高約900メートルの場所にあり、山の中なので街中より明かりが少なく星空がきれいに見える。星空観察には最適な立地。街中の喧騒を離れた静かな山の中で、望遠鏡をのぞいて月のクレーターを見たり、星座の物語に思いをはせたりしてもらえたら」と話す。
開催時間は19時30分~。宿泊客限定で、一般参加は不可。荒天中止。