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富士山頂と駿河湾海底で熟成した純米酒セット、富士宮の酒造会社が販売

富士山山頂「海と空」(写真提供=富士錦酒造)

富士山山頂「海と空」(写真提供=富士錦酒造)

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 富士錦酒造(静岡県富士宮市)が7月12日、純米酒「日本一熟成~日本一深く、日本一高く~『海と空』」の販売を始めた。

海中設置の様子

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 日本一高い富士山の山頂と、日本一深い駿河湾の海底でそれぞれ熟成させた純米酒2種のセット。静岡県産のコメを使い、富士山の伏流水と「静岡酵母」で仕込んだ純米酒を熟成させた。

 同社によると、海底で保管した酒は、常に海流に揺り動かされ、摂氏14度の一定温度で熟成されるという。富士山頂越冬熟成酒は、富士山頂の山小屋で凍ったまま貯蔵することで、同じ酒でも貯蔵される場所や熟成方法によって全く異なる味になるという。

 価格は720ミリリットル2本セット=1万5,400円。富士錦取扱店、富士錦酒造公式通販ウェブサイトで販売する。

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