特別展「富士山 藝術の源泉」が現在、静岡県富士山世界遺産センター(富士宮市)で開催されている。
富士山世界文化遺産登録10周年記念シリーズ「江戸文化のなかの富士山」第6弾企画となる同展。狩野董川中信筆「富士飛鶴図」を中心に、幕末・明治期の狩野派画家の作品を展示。近世・近代転換期における富士山イメージの意義を再検証するという。
同施設によると、「富士飛鶴図」は1860年に幕府の遣米使節が米国大統領に贈ったものであることが明らかになった作品という。
1月21日は公開講座「幕末明治、政治・外交史のなかの“富士山”」を、2月4日・12日は、同センター研究員によるギャラリートークを行う。
開催時間は9時~17時。観覧料は、一般=700円、70歳以上=200円、大学生以下無料。1月16日・17日は休室日。2月12日まで。