「令和6年度 高砂 冬の蔵開き」が1月21日、富士宮市の酒蔵「富士高砂酒造」(静岡県富士宮市、TEL 0544-27-2008)で行われる。
同社の創業は1820年ごろ、1830年に現在の「富士宮浅間大社」の西側に酒蔵を構え酒造りを始めた。富士山伏流水を使い、能登杜氏(とうじ)の伝承技術「山廃仕込み」の製法を用いる。
当日は、搾ったばかりの新酒やかんに向く酒などを6、7種類ほど用意し振る舞うほか、きき酒師芸人「にほんしゅ」のお笑いライブ、キッズダンスやベリーダンス、フラメンコのパフォーマンスなどを行う。子ども広場の設置、蔵開き限定の秘蔵酒販売、福箱の販売、酒を進呈する「大人のカプセルトイ」の設置も行う。富士宮焼きそばやお好み焼き、フルーツゼリーなど15店が飲食ブースを出店する。
富士高砂酒造の中鉢浩さんは「毎年県内外から多くの人が来場者が来場してくれる。新酒の振る舞いを通して皆さんに感謝の思いを伝えたい。地元で最初に行われる蔵開き。子ども広場も充実しているので家族連れにも来てもらえたら」と話す。
開催時間は9時~16時。入場無料。