「富士宮やきそば学会」(静岡県富士宮市)が現地時間の9月16日・17日、アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク市で行われる「コナモンコンテスト」に出場し、「マウントフジやきそば」を販売する。
同団体は富士宮地域で食べられる「富士宮やきそば」の認知を広げるため2000(平成12)年に結成。B級グルメグランプリ出場や、イベントでの啓発活動を行っている。
出場は今回が初めて。当日は日本から、店店も。を定する
コンテスト当日はニューヨークに出向いて焼きそばを焼くという、同団体海外マーケ賃具マーケティング担当理事の勝呂早希さんは「B1グランプリの時は日本中に富士宮やきそばを知ってもらい、来訪する人を増やすために活動を行ってきた。今回は富士宮やきそばの本場の味を世界に知ってもらえるようPRしたい」と話す。
富士宮やきそばの海外進出は10年目。勝呂さんは「土曜の昼に家庭で焼きそばを食べることが私の原風景だった。アメリカでもその文化を広げようと啓発活動を行ってきたが、富士宮やきそばの麺と具材の調達は海外では困難。調理して提供するのにも高額となる」と話す。
そこで勝呂さんたちは、海外の家庭でもおいしい富士宮やきそばを楽しんでもらえるよう、海外向け商品「マウントフジやきそば」を開発。今年5月にはアメリカ・シアトルで行われたイベントに出店し1000食を完売した。
勝呂さんは「味だけでなく接客も笑顔を続けていきたい。富士宮やきそばの『おもてなし』も味わってほしい」と意気込む。