「青木ケ原樹海ショートムービーコンテスト」の受賞作品が1月、発表された。
青木ケ原樹海の持つ自然の美しさと、保護の大切さを周知し、樹海の美しい景観を未来につなげていくことを目的に、山梨県が実施。募集テーマは「未来へつなぐ、青木ケ原樹海のかがやき」で、昨年、青木ケ原樹海の映像を募集した。
コンテストは、ショートムービー部門(15秒~60秒の動画)、ワンカットムービー部門(60秒以内の動画)の2部門。それぞれ最優秀賞、優秀賞、入選の3作品を発表した。
審査員は、山梨県出身のお笑い芸人・マキタスポーツさん、モデルで甲府大使の高瀬真奈さん、山中湖在住のカメラマン・伊藤浩美さん、富士河口湖町観光連盟代表理事・山下茂さん。
ショートムービー部門最優秀賞には、佐倉フユさんの作品「倒木更新と新しい命」を選んだ。樹海ツアーに参加して強く感じたという樹海の生命力や、過去と未来をつなぐ「樹海更新」に焦点を当てた作品という。
ワンカットムービー部門最優秀賞は、古瀬裕晃さんの作品「光とハート」 。洞窟どを抜けた先に広がる樹海と、見上げた先にあるハートの形を映している。
各受賞作品は、コンテスト審査結果の専用ページや山梨県公式ユーチューブチャンネル「山梨チャンネル」で公開。樹海のイメージアップと、各種観光誘客プロモーションに活用していくという。