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富士花鳥園にご当地グルメ自販機 周辺3店舗の味を再現

「富士宮やきそば」と加茂社長 

「富士宮やきそば」と加茂社長 

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 富士花鳥園(静岡県富士宮市)のご当地グルメ食材を取り扱う自動販売機機が設置3カ月を迎えた。

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 設置は2月。台数は4月末に追加した1台と合わせて2台。静岡牛焼き肉弁当(1,400円)や富士宮やきそば(600円)、シルクスイートの焼きいも(600円)など10種類のご当地メニューを販売する。

 製造は地元の飲食店3店舗に依頼し、急速冷凍した食材を取り扱う。同園の加茂登志子社長は「新型コロナウイルス感染症の影響で、園内のカフェを2020年10月に閉店した。園内で食事をしたいという来園者の要望に応え、2月に設置した」と話す。

 休憩コーナーの電子レンジで温めて食べられる。ゴールデンウイーク中の5月初旬には商品の追加が間に合わず売り切れるほどで、富士宮市のB級グルメ・富士宮やきそばが家族連れやカップルなどの幅広い年齢層に人気だという。

 加茂社長は「富士宮市街で名物を食べるとなると、花鳥園から遠い。自動販売機で富士宮の街と施設をつなぎ、来園者の満足度アップにつなげたい」と意気込む。

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