「それ、みやげにして宮!名物コンペ2022」の審査結果が4月22日、発表された。主催は富士宮名物推進委員会。
富士宮名物の土産となる新商品・既存商品の発掘・改良・情報発信強化を目的に、2017(平成29)年から毎年開催。受賞商品には奨励金を用意するほか、宣伝なども行う。昨年に引き続きNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の「富士の巻狩」にちなんだ商品も募集。今年は「それ、みやげにして宮!2022 お取り寄せ部門」も実施した。
今回の「市長賞(奨励大賞)」(10万円補助)には、障害福祉サービス事業所「にこにこサポート くれぱす」の「おやきそば」が選ばれた。同商品は、富士宮の「B級グルメ」である「富士宮やきそば」を、おやきに入れた商品で、ソース・塩やきそば・ナポリタンの3つの味を展開している。
新商品部門「奨励賞」(3万円補助)には、「肉匠 さの萬(まん)」の富士朝霧牛で作った肉のふりかけ「富士朝霧牛 肉ちりめん」や、洋菓子店「もちのき」のどらやきとオムレットを組み合わせ、朝霧高原の卵で作る「どらレット」、「富士の国乳業」の地元の牛乳を使い、桜の花びらが入った「桜の巻狩りヨーグルト」が選ばれた。
パッケージ部門「奨励賞」(3万円補助)に選ばれたのは、江戸屋本店の「流鏑馬(やぶさめ)サブレー」。「それ、みやげにして宮!2022 お取り寄せ部門」には、富士の国乳業の「ふじのくにプレミアムヨーグルト(加糖)」と、富士錦酒造「純米 稲穂酒1.800ミリリットル」が選出された。