自転車文化振興拠点施設「富士市サイクルステーション」(富士市八代町)が11月1日、リニューアルオープンした。
同施設はかつて信用金庫として使われていた自治体管理物件で、2020年度からプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」が事務所として活用している。今回市民のサイクルスポーツ理解向上と機運醸成を目的に改装した。
ロードバイク、マウンテンバイク、高性能電動アシスト付き自転車「E-BIKE」など28台の貸し出しを行うほか、自転車の整備スペース、男女用シャワールーム、交流スペースなどを備える。
2階にはバーチャルサイクリングシステム「Rouvy」対応自転車を設置。世界中のオンラインサイクリストと競技も可能といい、今後は同システムを使ったバーチャル・サイクルイベントも予定している。
「レバンテフジ静岡」代表の二戸康寛さんは「当施設は選手が休憩で訪れることもあるため、選手と交流するファンの姿を時に見かける。今後も地元の自転車チームとして応援してもらえるよう、多くの人の関心を高めていきたい」と話す。
営業時間は9時~17時。水曜定休。