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富士市が「富士市ほうじ茶宣言」 新ブランド「凛茶」も

富士市の茶畑「大淵笹場」

富士市の茶畑「大淵笹場」

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 静岡県富士市が6月3日、「富士市ほうじ茶宣言」を発表した。

新ブランド「凛茶」

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 富士市を「ほうじ茶の香りがするまち」として市内外に広く発表していこうという同宣言。同市は2020年7月に、地元の若手茶農家「茶レンジャー」、JTBパブリッシング(新宿区)と共同プロジェクトチームを立ち上げ、茶農家の所得向上と茶業界の活性を目的に取り組んできた。それらのほうじ茶ブランディング事業を踏まえ今回の宣言に至った。

 宣言の場では、茶レンジャーが開発したほうじ茶の新ブランド「凛(りん)茶」も発表。「さわやかですっきりした味わいと香り高さが特長」だという。

 同商品は、富士市に根付いた茶葉の生産から加工・販売までを一貫して行う「自園自製自販」の文化を生かし、収穫からパッケージングまで全ての工程を茶レンジャー自らが行う。富士市内で育った荒茶の一番茶の中から茶レンジャーが目視で選別作業を行い、全体比2%の茶葉のみが使われる。

 「凛茶」を使ったスピリッツやリキッドや、富士市の新名物として「富士のほうじ茶めし」も開発しており、詳細は後日富士市公式ホームページで発表するという。今後は富士市のほうじ茶を使った商品を増やしながら、地元事業者とともに富士市のほうじ茶の魅力を広く発信していくという。

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