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裾野駅西口駅前広場が利用開始 広い歩行者空間、案内板などで利便性向上

新しくなった裾野駅西口駅前広場

新しくなった裾野駅西口駅前広場

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 裾野市が整備を進めている裾野駅西口駅前広場が3月、臨時駅前広場から切り替え、新しく利用を開始した。

整備する前の裾野駅西口駅前広場

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 2019(令和元)年12月、新駅前広場を造成するため北側の臨時駅前広場を開放し、そこから約1年をかけ新駅前広場を整備した。公共交通機関、一般車両、歩行者の区分が分けられていなかった従来の駅前広場は、狭小でやや使いづらいイメージがあったという。裾野駅西土地区画整理事業に伴い、従来の駅前広場を裾野市の玄関口にふさわしい機能を有した広場に整備することで都市機能の増進を図り、駅周辺部の活性化を目指す。

 新しくなった駅前広場は、従来の駅前広場と比べ面積が大きくなり、歩行者空間を広く確保したほか、バリアフリーに対応した乗降場やスロープを設置した。バス、タクシー乗り場の区分を明確にし、通路屋根(シェルター)や照明灯、案内看板などを整備し利便性を向上させた。

 現在、広場の切り替え完了に伴い、臨時駅前広場の入り口となっていた部分の工事を行っている。この部分には一般車の送迎用乗降場が整備される。

 市区画整理課の田代稔さんは「広くなり、見通しがよくなったことでとても明るい印象になった。広場に設置された案内板も内容が更新され、より見やすくなっている。裾野駅西口駅前広場は皆さまにより安全で便利に利用して頂けるよう生まれ変わった。裾野市の玄関口として末永く大切に使っていただければ」と話す。

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