「世界遺産富士山ライトアップ2020」が11月、富士宮市で開催される。
富士山世界遺産の構成資産「富士山本宮浅間大社」と「白糸ノ滝」を期間限定でライトアップする同イベント。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2020年東京オリンピック・パラリンピックの延期や祭りなどのイベントの中止、富士山が開山できなかったなどの影響から、市民に少しでも元気で明るい気持ちになってもらうとともに世界遺産として文化的価値を有する富士山本宮浅間大社や白糸ノ滝の魅力を感じてもらうことを目的に、ライトアップを実施する。富士山本宮浅間大社は12日~16日、白糸ノ滝は20日~24日の日程でライトアップする。
ツイッター、フェイスブック、インスタグラムからでSNS投稿キャンペーンも展開。富士山世界遺産課の公式ツイッター、富士宮市公式インスタグラムをフォロー、または富士宮市観光課のフェイスブックに「いいね!」を押し、浅間大社または白糸ノ滝のライトアップ写真をハッシュタグ「#富士宮ライトアップ2020」を付けて投稿する。ライトアップ期間中に撮影したものが対象で、抽選で10人に富士山グッズを進呈する。応募期間は12日~30日まで、何回でも応募できる。
そのほか、白糸ノ滝で21日、22日の13時~16時、世界遺産富士山クイズも実施する。ブースにある世界遺産パネルや白糸ノ滝を実際に見ながら配布される問題用紙に書き込んで参加する。参加者には世界遺産富士山ポストカードなどを進呈する予定。
市富士山世界遺産課の遠藤雄一さんは「浅間大社は昨年度もライトアップしたが今年はアレンジをし、色合いや雰囲気に変化を付けた演出になっている」と説明。白糸ノ滝については、「普段真っ暗な滝がライトアップされることで幻想的な雰囲気が味わえる」といい、新たな売店エリアとして4月にオープンした「富士山・白糸ノ滝テラス」もライトアップ期間中は夜間営業する予定だという。「夜間営業も楽しんでほしい。昼間とは異なった普段見ることのできない世界遺産の新たな魅力をぜひ堪能してほしい」とも。
開催時間は17時~21時(12日は点灯式のため18時~21時)。