富士吉田市のワーケーションプログラム「SHIGOTABI」が11月、始まった。
ワーケーション滞在者に向けて、樹海の森での星空ツアー、野生動物観測など富士吉田ならではの地域体験を提供するほか、ゲストに迎えた特別プログラムなどを行う。
プロジェクトは、ロフトワーク、富士吉田市、SARUYA HOSTELが共同で実施。コンセプトは「旅するように働こう」で、富士山麓の自然の中で仕事へのモチベーションや生産性を高めることや、滞在者にとって新しい発見や学び、富士吉田地域の魅力を体感できるプログラムを提供していくという。
プログラムでは、富士吉田を訪れるきっかけを提供する「SHIGOTABI ミートアップ」や、地元のユニークな催しを紹介するという「SHIGOTABI エトセトラ」を展開。滞在者の目的に合わせて、自由にワーケーション体験をアレンジできるようにしている。
「SHIGOTABI ミートアップ」では、イベントと宿泊プランをセットで予約ができる。イベントは、「d47食堂」がプロデュースする富士吉田の食材を生かした食体験企画や、映画音楽作曲家の世武裕子さんによる作曲ワークショップ、富士山眺望登山ツアー、山岳アスリート・松本大さんの富士登山競走攻略教室などを予定する。
「SHIGOTABI エトセトラ」では、「SHIGOTABI」期間中に開催している、星空ツアー、機屋工場見学、野生動物観測など、既存の地域イベントを紹介する。
プログラムではSARUYA HOSTELなど、モダンにリノベーションした3つのゲストハウスが、コワーキングから会議室までワークスペースを用意。アトリエや寺などの環境も利用でき、「豊かな自然を身近に感じてリラックスしながら、仕事に集中できる環境をそろえる」という。
イベントは、SHIGOTABI公式サイトや各種ふるさと納税サイトで予約できる。2021年3月まで。