富士急行(山梨県富士吉田市)は現在、富士急行線「河口湖線」の開業70周年を記念したイベントを開催している。
現在、大月駅~河口湖駅まで26.6キロメートルの区間を走行する富士急行線。前身となる富士山麓電気鉄道が1929(昭和4)年に開業した大月駅~富士山駅間の「大月線」とその後1950(昭和25)年に馬車鉄道より譲渡された富士山駅~河口湖駅間の「河口湖線」の2路線で構成されている。今年、「河口湖線」が開業してから70周年を迎える。
期間中、沿線の保育園や幼稚園が富士急行線をテーマに制作したヘッドマークやカラフルな塗り絵などで車内外を飾った特別電車を運行する。保育園・幼稚園は合計6園が参加し、期間中随時入れ替えを行う。
河口湖駅や近隣の宿泊施設、観光施設を利用した人に富士山パノラマロープウェイなどの観光・飲食施設の割引券などが当たるスクラッチカードを進呈する開業70周年記念スクラッチキャンペーンも行う。
そのほか、9月5日には富士山ビュー特急、フジサン特急、富士登山電車などの車両を撮影する車両記念撮影会(申し込みが必要)を開く。
特別電車の運行は11月1日まで、スクラッチキャンペーンは9月30日まで。