夜景電車は現在、夜景電車「ナイトビュープレミアムトレイン(~岳南夜景のフルコースをご堪能~)」の予約受付を行っている。
2019年に夜行電車運行5周年記念企画として実施した「ナイトビュープレミアムトレイン」。5月3日・4日は新型コロナウィルス感染拡大を受け中止となり、6月20日の予約を受け付けている(中止になる場合あり)。
夜景電車は岳南電車沿線の静寂な夜景を見てもらおうと始めたもので、鉄道として日本初の「日本夜景遺産」に認定された。車両を消灯し吉原-岳南江尾間を往復し、車内から見える街・港・工場・暮らしのほのかな明かりなどを、夜景鑑定士の資格を持った駅員の案内と共に楽しめるという。
5周年記念企画では、富士市かぐや姫・かぐや姫クイーンが観光PR&おもてなしを行う企画、「光る切符」、地元の「田子の浦しらす」をふんだんに使った駅弁、ドリップコーヒーバッグ「夜景電車ブレンド」などを発売した。
「夜景電車」に事前予約の座席指定制を導入した「ナイトビュープレミアムトレイン」。ビュースポット区間では徐行運転し、いったん停車など普段ではできない特別な運転を実施。行程内の岳南富士岡駅、岳南江尾駅、本吉原駅では電車からいったん降車し、鉄道夜景スポットなどを夜景観光士が案内する。
今季は駅の目の前にそびえたつ製紙工場と駅と夜景電車の3点を一つの写真に収めることができる本吉原駅を新スポットとして案内。途中駅の演出リニューアルも行うほか、夜景電車のアイテムである「新しい光る切符」や、土産のコーヒードリップバック「夜景電車ブレンド」も用意する。
行程は、吉原駅19時19分発、岳南富士岡駅(停車)、岳南江尾駅(停車)、本吉原駅(停車)、吉原駅20時41分着。
価格は、駅弁「いわしらす重」が付く「名物駅弁コース」が大人=2,500円、子ども=1,900円。お手軽コースが同=1,700円、同=1,100円。料金は当日受付で現金払い。
受付時には新型コロナウイルス対策として検温などの健康チェックや、手の消毒などを実施。対策として募集定員は通常より25%減とし50人としている。