富士急行(山梨県富士吉田市)は4月、山中湖で運航する水陸両用バス「山中湖のカバ(YAMANAKAKO NO KABA)」を全面リニューアルした。
陸の上でも水の中でも走行が可能でバスごと湖に入り、富士山を望む山中湖をクルージングする同バス。
シアタールームが新設され、「最近、山中湖でいるはずのないカバの目撃情報が多数寄せられている。その正体はいったい何なのか!?」という設定のプレショー映像を放映するほか、子ども連れのファミリー向けに子どものカバの新キャラクター「ちびカバ」のパペットを新たに導入し、子ども目線で一緒に山中湖の自然や歴史、水陸両用バスの仕組みについて学ぶ参加型のプログラムを行う。
カババスの写真をSNSに投稿し、カバの窓口(山中湖旭日丘のバスターミナル2階)に投稿画面を提示した人に新キャラクター「ちびカバ」のオリジナルチョコマシュマロの進呈も(先着1000人、6月30日まで)。
富士急行は「2011年に運航開始して以来、国内外の多くのお客さまに乗車いただいた。今後さらに多様化する幅広いニーズに応え、多くのお客さまが楽しめるよう新たな演出を加え、『期待感』や『学び』『ワクワク感』が感じられるよりエンターテインメント性あふれるバスへ進化する」としている。
料金は大人=2,200円、子ども=1,100円、幼児=400円。発着場所は山中湖旭日丘バスターミナル「森の駅」。運行回数は1日8便(夏季・予約状況により増便)。