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春の限定ビール「さくらボック」 3カ月以上の熟成で引き出すモルトのうま味

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 地ビール「富士桜高原麦酒(ビール)」を醸造・販売する富士観光開発(山梨県南都留郡富士河口湖町)が3月、春の限定ビール「さくらボック」の販売を始めた。

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 桜の開花時期に合わせて醸造・販売される同ビールは厳しい冷え込みとなる富士山麓の12月に仕込み、3カ月以上かけて熟成させることでアルコール感やモルトのうま味を引き出している。

 ドイツでは「ドッペルボック」と呼ばれるカテゴリーのビールで、通常のビールの約2倍のモルトを使い、アルコール度数も8%と高く、甘味・苦み・香りのバランスが取れたビールに仕上がっているという。「ワールドビアアワード」での2度の金賞をはじめとした世界のビールコンペティションで複数の受賞歴がある。

 富士観光開発は「あまり冷やし過ぎずキンキンに冷える少し手前の温度が香りも味わいも一層引き立つ。お肉の煮込み、デミソースなどの料理に、また食後酒としてもお薦めのビールとなっている。ぜひ試してほしい」と呼び掛ける。

 希望小売価格は330ミリリットル=480円(税別)。

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