山梨県の最南端に位置する山梨県南部町に7月、「道の駅なんぶ」がオープンした。
同町は北側が山梨県身延町、東・南・西側は静岡県に隣接し静岡県から山梨県にアクセスする際の交通の要衝となっており、同施設は2018年度に開通予定の中部横断自動車道南部ICに隣接しパーキングエリアとしての役割も担う。
農産物販売所では、特産品の「南部茶」をテーマにしたオリジナル商品や山梨県の名産品を販売する。食事所でも「南部茶」を扱った創作グルメやご当地グルメを用意する。
そのほか、奥州の武家南部氏の歴史や町内に残る南部氏ゆかりの史跡を紹介する「南部氏展示室」や、小さな子ども連れ向けのキッズルーム、授乳室、パウダールームも用意する。
同施設担当者は「立地を生かし、豊かな自然・景観や歴史、グルメなど、南部町の観光資源の情報を発信し、南部町の魅力を知るきっかけとなる食のテーマパークを目指す」と話す。
営業時間は9時~17時。駐車場は108台収容。