富士急行は7月中旬より、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)の入園料を無料化する。
「もっとたくさんの人に周辺エリアを回遊してもらい、これまで以上に富士山観光の楽しさ、素晴らしさを感じてもらいたいという思いから実施する」という無料化。入園料のハードルが下がることでアトラクションだけでなく、ランチを楽しんだり、お土産を買いに来たりといった短時間だけの楽しみ方も可能になり、富士山観光に訪れている人たちに気軽に立ち寄ってもらえるとの狙いがあるという。
同施設は一番の売りであるアトラクションに磨きをかけつつも、もっと幅広い楽みを提供できるよう人気コンテンツとのコラボや地元名産品店等の誘致を積極的に推進し、富士急ハイランドを起点に富士五湖や富士山五合目へ出掛け、また戻って来るような「富士観光のハブ」になることを目指すという。
富士急行宣伝部の金子さんは「夏以降、新施設のオープンやコラボイベントなど、いろいろと企画しているので、ぜひ期待してほしい」と話す。