富士山の地形が分かりやすい、手のひらサイズの立体マップ「平成富嶽三十六景シリーズ 富士山360°立体マップ」の販売が8月25日、始まった。販売元の謙信(東京都中央区)が地図メーカーと共同開発した。
国土地理院の地図データを使い、富士山の縮尺を変えることなく、5合目付近から上の地形を「正確に」再現。宝永火口や大沢崩れも見て取れる。直径約12センチ、高さ約3センチ、本体重量約75グラム。青色と金色の2色を用意する。
ブリスターパッケージには富士山の4大登山ルートをプリントしてあり、本体底面には登山日や名前、思い出などをマジックペンで書き込めるようになっている。そのため、「登山前に地形を確認したり、登山の記念にしたりすることができ、デスクトップに飾る富士山フィギュアとしてもおすすめ」という。
同社の菅原さんは「昨年から富士山の立体モデルを美術品として作っていた。より手軽に楽しめるようにと開発した。ぜひ、お手に取っていただければ」と呼び掛ける。
価格は3,776円(税別)。同社ウェブサイトとアマゾンで購入できる。