富士宮市「富士花鳥園」でクリンソウ3万株咲き誇る 一番の見頃は6月上旬

今年のクリンソウ畑の様子

今年のクリンソウ畑の様子

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 富士花鳥園(静岡県富士宮市)で現在、クリンソウ畑が見頃を迎えようとしている。

クリンソウ畑の様子

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 今年は去年から1万株増やし3万株超のクリンソウが咲き誇る同園。5月中旬~6月中旬ごろまでが見頃で、一番の見頃は6月上旬の予定。植え付け時期をずらすことで例年より1~2週間ほど長く花を楽しめるようにしたという。

 クリンソウはサクラソウ科の多年草。花の咲く様子が花茎を中心に円状に咲き、数段に重なる様が五重塔など仏閣の屋根にある装飾の「九輪」に似ていることから、「九輪草」という名前の由来になったといわれている。

 同園のクリンソウは栽培スタッフが7株から増やしていき今年で約3万株までになったという。色のバリエーションはピンク、紫、白など7~8種類ほど。中には珍しい柄のものもあるという。最初の時期はピンク色系の花色が多く、6月に入ると黄色系の花色が増えていくという。

 「今年は拡張用地の準備を済ませており、株数が増えて種もたくさん採れるようになったので、来年はプラス2万株計5万株のクリンソウ園を目指す」と同園園長。

 開園時間は9時~17時。入園料は、大人=1,100円、小学生=550円、シニア(65歳以上)=880円、幼児(未就学児)無料。

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