富士山樹空の森(静岡県御殿場市)で1月21日から、「静岡県のカニ・甲殻類&モグラ展」が行われる。
静岡県立自然系博物館「ふじのくに地球環境史ミュージアム」が主催し、「NPO静岡県自然史博物館ネットワーク」が製作する恒例企画で、今回で7回目・7年目。
静岡県に生息するモグラや、カニなどの甲殻類の本物の剥製や骨格標本などを展示。モグラは静岡県に生息する10種全てを、カニは約20種、貝類は約60種展示。それぞれの標本はパネルで細かく解説する。
ふじのくに地球環境史ミュージアムの担当者はイベントの魅力について、「普段見る機会が少ないモグラなどの剥製を多く展示する。甲殻類の展示は、種類を紹介するのではなく、生息環境別にまとめて紹介し、どの環境にどのような生き物がいるのかがわかる」と話す。
「最近は、本物の生き物に触れる機会が少なくなっている。この機会にぜひ、図鑑などの写真や絵ではなく、本物を目の前で見る醍醐味(だいごみ)をお楽しみください」と担当者は来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~16時。入場無料。2月19日まで。