NHKのテレビ番組「ブラタモリ」は10月15日から3回にわたり、「富士山」にスポットを当てた放送を行う
タモリさんが「ブラブラ」歩きながら町の歴史や人々の暮らしなどを紹介する同番組。昨年は静岡側から富士山に関して3回シリーズで放送し、今年は山梨県側の富士山に迫るという。
10月15日・22日の放送は「#50 富士の樹海」「#51 樹海の神秘 」で、それぞれサブタイトルは「~日本を支えた?樹海の正体とは!?~」。富士山の山梨県側のふもとに広がる「青木ヶ原樹海」を訪れ、貞観噴火の噴火口や、樹海の奥にひそむ巨大な洞窟「富士風穴」などに潜入、樹海の謎を徹底的に探るという。
10月29日は「#52 富士山麓 ~富士山最大の玄関口はどうできた?~」で、富士山に登る人たちを長年にわたり迎え続けた町である、世界遺産・富士山麓に広がる富士吉田市を訪れる内容を放送。
同市は、昔から脈々とつながる富士山信仰と密接に結びついているほか、江戸時代に富士山に登る人の案内人となった御師(おし)によって栄えた町だという。富士山の澄んだ名水があふれる名勝「忍野八海」や、現役の御師の自宅などを訪れるなど、富士山最大の玄関口に秘められた謎を「ブラブラ歩いて」解き明かしていく。
初回放送日時は10月15日・22日・29日=19時30分~20時15分(NHK総合)で、再放送は毎週火曜深夜。