富士宮市役所で6月22日、富士山の世界遺産登録1周年を記念した「富士山絆祭(きずなさい)」が開かれる。
「絆祭」は震災後の2011年から毎年開催。富士山の標高にちなんだ「3776m駅伝&3776mマラソン」や富士宮やきそば早食いフードファイトを行うほか、構成遺産パネル展示、飲食店等の模擬店の出店、富士山グッズの販売、オリジナル富士山缶バッジ作りなどを行う。売り上げの一部は寄付するという。
販売する富士山グッズは、同市内の業者が製造する「富士山コーン」(1,944円~)など40~50点を予定。オリジナル富士山缶バッジ作りの参加費は200円。
昨年は、6月22日に世界遺産の審議を中継しながら行った同イベント。富士山世界遺産課の中野さんは「今回イベントをやるに当たって、富士山の文化的価値を周知し高めたい。世界遺産のもともとの目的である富士山を後世に残すために、ぜひ参加していただきたい。世界遺産はゴールではなくスタート」と意気込む。
開催時間は10時~16時。駅伝、マラソン、フードファイトの申し込みは富士宮商工会議所で受け付ける。参加費は、マラソン=1人500円、駅伝=1チーム1500円、フードファイト=500円。