富士吉田市9月1日、富士山吉田口登山道の本年度(7月~8月)登山者数を発表した。
同登山道からの登山者数は本年度14万7616 人と前年度の84%にとどまり、10年ぶりに15万人を下回った。
市担当者は「7月の天候不順と道路運送法の改正に伴う運賃の値上げにより、西日本方面からのツアー客が減少したことが要因として考えられる」と話す。「2010年をピークに登山者数の減少が見られ、富士登山ブームが落ち着いてきている」とも。
環境省が8月11日に発表した「平成27年夏期の富士山登山者数の中間発表」でも、全登り口で登山者数の減少が見てとれるという。