山岳雑誌「山と渓谷」の別冊「富士山ブック2015」が5月14日、発売された。
毎年、富士登山シーズン前に刊行する同冊子。今年は、富士宮・御殿場・須走・吉田ルートの「基本の4コース」の解説のほか、春や秋にも「おすすめ」という麓から5合目までのトレッキングなど「富士登山シーズン以外の富士山の楽しみ方」も紹介する。緊急企画として「富士山噴火」を考察する記事も。
今年からは、購入者を対象にした「富士山便利帳」のダウンロード特典を始めた。山小屋情報や登山地図のほか、主要4ルートへのバスダイヤとマイカー規制情報を掲載する。
山と渓谷社「富士山ブック」担当の下中さんは「例年、取り外しのできる地図を付けていたが、スマートフォンが普及したので、バス時刻表や地図などもある『富士山便利帳』をダウンロードして活用していただきたい。PDFなので電波が無くても利用できる」と呼び掛ける。
価格は1,000円(電子書籍版は741円)。ダウンロード特典は9月30日まで。