
ボランティアプロジェクト「ゴミバスターズ2」が7月27日、富士市中央公園(富士市永田町)で開催する「富士まつり」の会場で、清掃活動とごみ分別の啓発活動を行う。
「日本一きれいなおまつり」を目指すこの取り組みは1998(平成10)年に始まり、今年で27年目。富士市民憲章に掲げられる「富士山のように美しく、自然を愛し、きれいな環境をつくる」という精神にのっとり、富士まつりでのごみ拾い・ごみの分別を呼びかけている。
昨年は中学生をはじめとした若い世代を中心に、市民約350人が参加。会場内にごみの分別ステーションを設け、参加者同士が協力しながらごみの回収や分別を進めた。活動終了後には「来年もまたやりたい」との声が多く寄せられたという。小さな子どもが分別を手伝う姿も見られ、世代を超えた市民の協力の輪が広がっている。
同プロジェクトは「富士まつり」の開催に合わせて結成され、富士青年会議所が実行委員会となり、NPO法人「富士明るい社会づくりの会」、富士市コミュニティ推進会、富士吉原ライオンズクラブ、静岡県市町村職員年金者連盟富士支部、富士まつり実行委員会事務局の6団体が参加。ジヤトコ、富士信用金庫、東名電機の3社が協賛企業となり、中川衣料は活動に必要な物品を支援する。
実行委員長の村方俊介さんは「今年のゴミバスターズ2では、例年の分別活動に加えて、この活動や参加いただく皆さまをより知っていただくことに注力している。一般ボランティアの募集は締め切っているが、昨年を超える勢いで中学生のボランティアからの応募がたくさん来ている。市民の手で、『日本一きれいなおまつり』をつくっていきましょう」と呼びかける。