
富士市内の高校生バンドを対象とした音楽イベント「アオハルスクールフェス2025」が9月14日、富士ロゼシアター(富士市蓼原町)中ホールで開催される。これに先立ち、6月1日、出演バンドの募集が始まる。
同イベントは、2024年の初開催に続き今回で2回目。主催は「BAND BAND BAND PARADISE IN FUJI」。地元の高校生に音楽の成果発表の場を提供し、大きな会場で大勢の観客の前で発表できる喜びを経験させること目的に、市民有志が団体を立ち上げた。同団体は富士市SDGsプラットフォームの登録団体でもあり、持続可能な地域づくりの一環として、継続的な音楽イベントの開催を目指している。
募集の対象は、富士市内に在住または市内の高校に通う高校生で、2人以上で編成しているバンド。音楽ジャンルは問わず、演奏できる曲が2曲以上あれば応募が可能で、演奏曲はオリジナル、コピー、カバーを問わない。イベントのポスターやチラシなど、メディアへの顔出しへの同意も条件に含む。
同イベント事務局代表の金森健司さんは「高校生バンドは練習をしても発表の場が限られ、学園祭を区切りに活動を終えてしまうことがある。音楽を続けたいという思いに応え、発表の場をつくりたいとイベントを企画した。年1回では足りないと感じるほど反響があり、今後も継続的に開催したい。若い世代をまちづくりの主役に据え、高校生自身はもちろん、学校関係者の方からも教育活動の一環として注目いただき、ぜひ応募をしてほしい」と呼びかける。
募集バンドは8組(応募多数の場合は抽選)。応募締め切りは6月30日。