富士観光開発(山梨県富士河口湖町)が3月20日から、桜の開花時期に合わせて限定醸造した地ビール「富士桜高原麦酒 さくらボック」を販売する。
寒さの厳しい12月に仕込み、3カ月以上熟成させることでアルコール感やモルトの甘味を引き出した同商品。商品名は桜の開花時期に販売する限定ビールであることから名付けた。ビールのカテゴリーは「ドッペルボック」と呼ばれるもので、ドッペルとは「2倍」を意味するドイツ語。モルトを通常のビールの約2倍使う。
2012年から販売している同商品は、「ワールド・ビアアワード2013 ドッペルボック部門 世界一」、「アジア・ビアカップ2014 金賞」などの受賞歴がある。
広報担当者の幡野さんは「さくらボックは、当社の製造するビールの中でアルコール度数が8%と最も高く、モルトの旨味・甘味・香りのバランスがとれたプレミアムビール。少し肌寒いお花見の席にもピッタリな高アルコールビールなので、じっくり味わってほしい」と呼び掛ける。
価格は、330ミリリットル1瓶=480円。地ビールレストラン・シルバンズ(山梨県富士河口湖町)ほか。楽天サイト「富士山からのおくりもの」では3月12日21時から予約販売を行う。