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富士吉田の歴史民俗博物館、愛称とロゴを発表-「ふじさんミュージアム」に

「ふじさんミュージアム」のロゴ

「ふじさんミュージアム」のロゴ

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 現在改装中の「富士吉田市歴史民俗博物館」(富士吉田市)が開館に先立ち、愛称とロゴマークを発表した。

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 富士山をテーマにリニューアルを行う同館の新たな愛称は「ふじさんミュージアム」。同市が運営する他施設「富士山レーダードーム館」「ふじさんホール」等の施設と統一感を持たせ、誰からも親しまれるわかりやすい名称が望ましいことから「ふじさんミュージアム」としたという。

 ロゴマークは、富士山の象徴的な形である「台形」を小さな8つの三角形の集合で表現。「8」は、日本では古来より聖数としており、漢字で「八」と書くと下のほうが広がることから「末広がり」を意味した幸運ともされている。富士山信仰においても同様に、「山頂の八葉(八峰)」「八海めぐり」など聖数として扱われている。

 新しい博物館は、「世界遺産」「芸術」「信仰」「歴史」「自然」「民俗」「学習」「観光」の8つのカテゴリーに分け、富士山をさまざまな角度から考察。最新の映像技術を多用するほか、施設のバリアフリー化や外国語対応も行う。3つのコンセプトを掲げ、「見て、体験して、利用する」施設としての付加価値を高め、「全ての世代から親しまれ、多くの来館者を迎える事を目指す」という。

 富士吉田市教育委員会歴史文化課の渡辺さんは「ふじさんミュージアムは、『富士山について誰もが気軽に楽しく学べる開かれた博物館』『人にやさしく、ゆったりくつろげ、出会いと交流を育む博物館』『富士山の魅力を余すことなく伝えられる博物館』。多くの方々に来館していただけるような博物館として4月4日にオープンするので、ぜひ足を運んでみてほしい」と呼び掛ける。

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