河口湖オルゴールの森(山梨県富士河口湖町)で4月1日から、「タイタニックショー2018」が行われる。
「タイタニック号」でファーストクラスの乗客たちをもてなす予定だったという自動演奏楽器「フィルハーモニック・オーケストリオン『タイタニックモデル』」(1912年ドイツ・ウェルテ社)など、「世界的にも貴重」という、100年以上前の自動演奏楽器など使ったコンサートを展開する同イベント。
「フィルハーモニック・オーケストリオン『タイタニックモデル』」は、完成がタイタニック号の出航に間に合わなかったことで運良く損失を免れた楽器。現在は同館が所蔵し、中に組み込まれた263本のパイプと大太鼓で自動演奏を行う。
コンサートは、タイタニック号の船内を思わせるヒストリーホール大階段から始まり、「タイタニック号の中にいるかのような雰囲気」を演出するほか、その当時の人々が耳を傾けたであろう音楽を演奏するなど、「その時代にタイムスリップしたかのような不思議なひとときを提供する」という。
開館時間は9時30分~18時。入館料は、大人=1,500円、大・高校生=1,100円、小・中学生=800円。5月6日まで。