河口湖美術館(山梨県富士河口湖町)で現在、「第19回富士山写真大賞展」が開催されている。主催は富士河口湖町、富士河口湖町教育委員会と同館。
「富士山写真大賞」は、富士山に関連するものやテーマにした作品を選考対象にした写真コンテスト。富士山そのものを撮影した風景写真のほか、全国各地にある「◯◯富士」と名の付くふるさと富士、郷土富士を撮影した写真なども応募できる。
今年は約1100点、約300人からの応募があり、同展では入賞作品50点を展示している。
最高賞・金賞は太田繁さん(北海道)の「夕日に染まる富士山」(撮影地、航空写真)、準最高賞・銀賞は稗田裕文さん(千葉県)の「荒磯の富士」(撮影地、千葉県鋸南町)、第3位・銅賞は上野祐司さん(神奈川県)の「秋の朝霧」(撮影地、山梨県忍野村)が、それぞれ受賞した。
担当の渡辺吉高さんは「いろいろな季節、いろいろな気象条件、いろいろな角度からさまざまに表情を変化させる富士山を写真50点でお楽しみいただける」と話す。
次回、第20回の富士山写真大賞展の募集も始まっており、担当の渡辺さんは「ビギナーの方でもチャンスは大いにあるのでわれこそはと思う人、大勢の方にご参加いただけることを期待する」とも。
開館時間は9時30分~16時30分。火曜休館。入館料は、一般・大学生=800円、高校生・中学生=500円、小学生以下無料。3月25日まで。