富士急静岡バス(富士市)は12月23日、「新富士駅~富士山世界遺産センターアクセス線」の運行を開始した。
富士山の自然や歴史・文化を紹介する富士宮市の「静岡県富士山世界遺産センター」のオープンにあわせて最寄りバス停を新設。
東海道新幹線・新富士駅と世界遺産センターを乗り換え無しの約35分で結び、途中富士宮駅のみに停車する特急運転を行う。
一部の便を除き名勝・天然記念物「白糸の滝」を経由し、休暇村富士(田貫湖)までの直通運転を行うことで、富士宮市内をバスで周遊する観光客の利便性向上を図る。「世界遺産センター」で富士山信仰の歴史や文化について学んだ後、さらに「富士山本宮浅間大社」や「白糸の滝」などのさまざまな富士山の構成資産に触れ合えるようにした。
同日より、新富士駅~富士宮駅~河口湖駅~富士山駅を結ぶ快速バス1日4往復も運行経路を一部変更し、「世界遺産センター」「湧玉の池(富士山本宮浅間大社最寄り)」に新たに停車。これにより新富士駅のみならず、朝霧・本栖湖・河口湖方面と世界遺産センターも乗り換え無しの1つの路線で結ばれた。