御殿場に来年、グランピング施設「藤乃煌 富士御殿場」（御殿場市東田）がオープンする。

　グランピング事業へ新規参入する藤田観光（東京）が新たに展開するグランピングブランド「藤乃シリーズ」の第1弾。

　同社は、大都市圏近郊の観光地ではアウトドア空間でホテルの快適性を楽しめる「藤乃シリーズ」を、郊外では北欧のテントメーカーであるノルディスクと業務提携し、キャンプに近いテント型グランピング施設「ノルディスクヴィレッジ」を展開予定。

　「藤乃煌 富士御殿場」は、富士山を正面に眺めることができる全20棟の独立型の建物で構成し、各棟には冷暖房、シャワールーム、トイレを完備。開閉式のテント屋根を備えたアウトドアテラスにはファイヤースペースやダイニングテーブル、ハンモック、アウトドアバスを配置し、たき火や自然の中での食事、星空の下での入浴を楽しむことができる。

　車椅子でも利用できるユニバーサル対応ルームを2棟、愛犬と一緒に室内に泊まることができる部屋も1棟用意。敷地にはボーネルンド社の大型遊具を設置したプレーエリアや、ドッグラン、イベントスペースなども設ける。

　予約開始は12月、開業は2018年4月を予定する。料金は1泊2食付きで大人1人3万円～。