富士急行(山梨県富士吉田市)と三菱地所・サイモン(東京都千代田区)は10月1日から、特急バス「河口湖駅・富士急ハイランド~御殿場駅・御殿場プレミアム・アウトレット線」を運行開始している。
特急バスの運行開設により、河口湖駅~御殿場プレミアム・アウトレットの所要時間は約95分から約60分へ短縮。座席は事前予約制で、1日3往復する。
河口湖駅と御殿場プレミアム・アウトレットで、近年増加している訪日外国人観光客の「より速く移動したい」「スーツケースや買い物袋等の大きな荷物を気にせず移動したい」という要望に応えるため、今回の運行を開始したという。
路線のうち、7時50分に御殿場駅を出発し、17時55分に富士急ハイランドを出発予定の便は、主に富士急ハイランドの利用客向けのダイヤ。
御殿場駅から富士急ハイランドまで約70分かかっていた所要時間が42分に短縮され、より長時間園内を楽しめるようにしたという。
往復バス乗車券と富士急ハイランド1日フリーパスがセットになった「得Qパック」(大人=6,300円、中高生=5,700円、子ども=4,200円)も発売する。
運賃は、大人が片道=1,600円、往復=3,200円、子ども(小学生以下)は片道=800円、往復=1,600円。